最近観た展示会

こんにちは!6月になり、梅雨入りのニュースが気になるこの頃ですが皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
私の実家の九州の方ではもう梅雨入りをしたそうです。現在住んでおります東京ではもう間も無くのようで、過ごしやすい今のうちにと幾つか展示会にでかけて参りました。

まず、国立新美術館での「ミュシャ展」。(写真は展示会場の撮影許可ブースで撮影した実際の絵の部分です。)話題になっているスラヴ叙事詩は圧巻のスケールでした。この超大作を描くために必要な金銭的援助を得るためミュシャは50歳の時アメリカへスポンサーを探しに行き、そこから16年の歳月をかけて20枚の絵を完成させたそうです。作品作りへの情熱を生涯持ち続けたミュシャの画家としての生き方に、ただただ頭の下がる思いでした。ちょうど本日最終日です。(2017.6.5)

そして国立西洋美術館でのシャセリオー展。(終了しております。)ポスターに使われている女性の絵に惹かれて行ってまいりました。シャセリオーがサロンにデビューした時、彼はまだ16歳だったそうです。対照的な二人の画家の生き方を絵を通して見つめたような、そんな気分になるギャラリー巡りでした。